シニアニュース 午後

1990円の話題バッグを狙う偽通販サイトに注意!クレジットカード情報を守る対策

SNSで話題の1,990円高評価バッグを装った偽通販サイトが横行しています。少額商品だからと油断させてクレジットカード情報を盗み取る手口の仕組みと、被害を防ぐ正規ルートでの購入手順をまとめました。

1990円の話題バッグを狙う偽通販サイトに注意!クレジットカード情報を守る対策
イメージ写真(記事の当事者ではありません) — 8080 / CC BY-SA 4.0
放送を見る

スマートフォンが収まり軽くて通院やお散歩に便利だと、無印良品の「撥水 再生ポリエステル 背面ポケット付き ショルダーバッグ」(税込1,990円)がインターネットやSNSで大きな評判を呼んでいます。手頃な価格で使い勝手が良い生活用品はシニア世代にとっても魅力的ですが、いま、こうした話題の人気商品に便乗した「偽通販サイト」やSNS上の偽広告による被害が深刻化しています。

「わずか2,000円前後の日用品だから」と油断して購入手続きを進めてしまうと、背後で大切なクレジットカード番号を抜き取られてしまう危険があります。手口の特徴と、安全に買い物を楽しむための自己防衛策を整理しました。

数字と実態:高止まりする悪質通販サイトへの相談

国民生活センターが公表している「悪質な通販サイトトラブル相談統計」によると、正規ブランドのロゴや商品画像を無断転載した「なりすまし通販サイト」に関する相談は依然として高水準が続いています。

悪質な業者は、検索結果の上位やSNSのタイムライン上に「在庫限定」「大特価セール」といった魅力的な言葉を並べた偽広告を配信します。ネット通販に慣れ始めたシニア層が広告をクリックし、注文フォームにカード情報や個人情報を入力してしまう事例が目立っています。

手口の特徴 偽通販サイトの巧妙な罠
ターゲット 税込1,990円など、少額で誰もが欲しがる高評価の生活用品
見た目の偽装 公式ロゴや実際の紹介記事画像を無断盗用して本物そっくりに作成
誘導文句 「在庫僅少」「限定割引」などで購入を焦らせる
犯行の主目的 商品代金の搾取ではなく、有効なクレジットカード情報の収集

なぜ「手頃な日用品」が狙われるのか

数万円もする高級ブランド品が半額になっていれば、多くの人が「偽物ではないか」「詐欺サイトかもしれない」と警戒します。

しかし、対象が「約2,000円の日用品」の場合、利用者は警戒心を抱きにくくなります。犯人グループの狙いは、わずか1,990円の代金を騙し取ることではなく、入力された「有効なクレジットカード番号」「有効期限」「セキュリティコード」そのものです。

偽サイトで一度送信されたカード情報はダークウェブなどに流出します。その結果、後日海外などで高額な不正利用決済に悪用され、身に覚えのない多額の請求が届くという深刻な二次被害に発展します。

海外の先進事例:欧州連合(EU)の厳格なプラットフォーム監視

ネット上に溢れる詐欺広告に対しては、海外でも法的な規制強化が進んでいます。

欧州連合(EU)では「デジタルサービス法(DSA)」を本格施行し、大手プラットフォーム事業者に対して詐欺的広告や偽通販サイトの即時削除、広告配信アルゴリズムの透明化を法的に義務付けています。

この法律に違反して悪質な偽広告を放置したプラットフォーム事業者には、全世界年間売上高の最大6%に達する巨額の制裁金が科されます。利用者の自己責任だけに委ねず、広告を掲載するネット企業側にも厳しい監視責任を負わせることで、消費者を守る環境整備が進められています。

被害に遭わないための対策と購入手順

怪しい通販サイトを見抜くことは年々難しくなっています。トラブルを未然に防ぐための最も確実な対策は、「広告のリンクから直接買わない」ことです。

安全にお買い物をするためのチェックリスト

  • ☐ SNSの広告や検索結果のバナーリンクから直接クレジットカード情報を入力していないか
  • ☐ 欲しい商品を見つけたら一度画面を閉じ、公式アプリや事前にブックマークした正規ストアから検索し直しているか
  • ☐ 価格が極端に安かったり、「在庫残りわずか」と不自然に購入を急かされたりしていないか
  • ☐ 不審なサイトに入力してしまった場合、すぐにクレジットカード会社へ連絡してカード利用を停止したか
  • ☐ 警察の相談窓口「#9110」や消費者ホットライン「188」を控えているか

もし誤ってカード情報を入力してしまったと気づいたときは、慌てずにただちにクレジットカード会社へ電話をかけ、カードの利用停止と再発行手続きを依頼してください。また、少しでも不安を感じたときは、局番なしの「188(消費者ホットライン)」や警察のサイバー犯罪相談窓口「#9110」へ相談しましょう。

この記事の情報は2026年11月1日時点の報道および国民生活センター「悪質な通販サイトトラブル相談統計」(2024年公表)の資料に基づいています。不審なサイトや被害の相談窓口の最新情報は、国民生活センターや警察庁の公式サイトをご確認ください。

参考資料

  • ねとらぼ「1990円の無印良品バッグが絶賛集める一方で偽通販サイトに注意」(2026年11月1日配信)
  • 国民生活センター「悪質な通販サイトトラブル相談統計」(2024年公表) https://www.kokusen.go.jp/
  • 警察庁「サイバー犯罪相談窓口(#9110)」 https://www.npa.go.jp/cyber/

この回のほかのニュース

6本中5本目
  1. 歩きスマホとイヤホンの死角から身を守るには?街中の衝突リスクと防衛歩行術
  2. 「10年に1度の低温」急襲で高まる危険、シニアの入浴事故を防ぐ安全基準とは
  3. 体育館結婚式で600万円?婚礼費用の落とし穴とシニア世代の賢い資金援助術
  4. 72歳で決断した自立型老人ホームへの住み替え:3LDKから1LDKで手に入れた安心
  5. 1990円の話題バッグを狙う偽通販サイトに注意!クレジットカード情報を守る対策
  6. 孫との会話が弾む最新トレンド:10代に広がる「シール帳」と「2秒動画」の魅力
次のニュース → 孫との会話が弾む最新トレンド:10代に広がる「シール帳」と「2秒動画」の魅力

関連キーワード詐欺対策ネット通販クレジットカードシニアの防犯

あわせて見たい姉妹サイト

おすすめ商品

【PR】この枠には広告(アフィリエイトリンク)が含まれます。

アフィリエイト商品の枠

一覧に戻る